文学アクセサリー『空のうたたね』

16 ひっくり返って読むこと

僕は、文字をひっくり返って読むことがありました。

それも視野の狭さと、文字を音に変換できないことが原因でした。

簡単な例をあげて説明しましょう。

たとえば、「一発」とはイッパツと読みます。

 
しかし、視野が狭いために「一(イチ)」しか見えておらず、次に「発(ハツ)」が出てくるので、私は「イチハツ」と読んでしまいます。

「一発」という単語はまとめて視野にいれないと読めない単語です。

こうした経験から、無理に視野を広げようとします。
 
すると、先に「発」を確認してから、「一」を見たために「ハツイツ」などとひっくり返って読んでしまうことがありました。

文章を音読するときの「見る」とは、ある程度、先を見ることが必要な技術です。

つまり、視野を広げる練習が必要になります。
 
僕がやった視野を広げるためのトレーニングも紹介していきます。


一覧へ    |     前へ | 次へ