文学アクセサリー『空のうたたね』

13 飛び飛び状態の不安

飛び飛び状態の不安とは、簡単な例をあげて説明します。

「ありがとう」を、一部欠損させて「ありが●う」とすると、急に僕は困惑します。

普通なら最後の「う」を確認し、全体から考えれば、当然、●には何が入るか推測できます。

しかし、私は「ありが」から離れて「う」を見た瞬間に、「ありが」を忘れてしまうのです。

理由は4つ考えられます。

①飛ぶことの不安
②視野を臨機応変に広げられない
③脳のメモリ(ワーキングメモリ)不足
④論理的思考の欠如

脳のメモリ不足とは、考えていたことを置いておいて、違うことを考え、再び前に考えていたことを考え直すストックのことです。
 
僕は非常に忘れ物が多かったですが、これが原因のようにも思えます。

 
これに関しては、能力的な問題は多少あります。
 
僕はやはり劣っています。
 
しかし、訓練により脳のメモリは増やすことができます。


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