文学アクセサリー『空のうたたね』

21 聞き取りトレーニング

テレビトレーニングのお話をしました。
 
テレビトレーニングの中で、なるべく内容は、自然科学や歴史を選んだほうがよいと書きました。
 
それは、比較的に容易で図にもしやすいからです。
 
ただ、難しい教材もあります。
 
たとえば、僕は図書館で落語のCDを借りて、書き取りの練習をしようと思いましたが、映像がないので、とても難しくて挫折をしました。
 
また、映画やドラマなどの物語もダメでした。
 
言葉を正確に書き取ることはできませんでしたし、心情や背景シーンを文字にすることは難しいですし、どこまで文字にして良いのかも迷ってしまうからです。
 
しかし、反対に言えば、イメージを鍛えるためには、非常によい教材です。
 
たとえば、落語や映画を全部聞いたり、観たりした後に、内容を思い出してストーリーのあらすじを書くのです。

これに感想が添えられたら、なかなかです。映像を文字に変換すること、イメージを文字に変換する練習になります。
 
 
この能力を鍛えることと、メモリの増強、そして「飛び飛び状態の不安」の解除に役に立ちます。


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