文学アクセサリー『空のうたたね』

23 本の選び方

本の選び方もマイペースです。
 
まず、興味を持っているジャンルで、読みたいなと思う本を読もう
 
ただ、挫折をしないように、できたら短いものか、短編小説のように、区切られている方がよいと思います。
 
たとえば、星新一さんの本は、ショートショートという、とても短いですが、完結している内容なので、とてもいい教科書でした。
 
ある程度レベルアップしたら、内容を難しくてよいでしょう。
 
これは、どの年齢で、はじめるかなどで変わってくると思います。
 
僕の場合は、すでに大人になってから、音読の練習を始めたこともあって、すこし内容の難しいものからチャレンジすることができました。
 
僕は歴史に興味があったので、司馬遼太郎さんの「この国のかたち」(文春文庫)を教材としていました。
 
僕は、この本で、特に練習しました。
 
この本は、文字が大きいので、とても楽です。
そして、司馬遼太郎さんの書く文章は、一文一文、短く切って書くので、僕のような読書初心者でも、読みやすいです。
 
文字が大きいということは、なかなか重要なポイントです。
 
文字が小さいと、それだけで挫折してしまいそうですから。
 
また、ひとつの単元が短いというのもポイントでした。
 
「この国のかたち」を読み終えたとき、とても嬉しかった。
 
僕も本が読めた。
 
読めなかった本を読み切れたのは、この本が初めてでした。
 
星新一さんの本も良かったのですが、途中で挫折してしまいました。
内容は、「この国のかたち」の方が難しいと思いますが、内容は関係ありません。
 
自分にあった本が一番よいです。
 

 


一覧へ    |     前へ | 次へ