文学アクセサリー『空のうたたね』

26 まとめ②

「音読の壁」と「イメージの壁」について、まとめておこうと思います。

音読の壁とは、音読ができないことです。また、その反対に、言葉を聞いて、文字にできないことです。つまり、図1のような変換が苦手な状態です。

【図1】文字 ←→ 言葉

しかし、音読ができるようになっても、その文字と言葉の変換で精一杯になってしまうため、意味を捉えることができません。
 
つまり、図2のような複合的なイメージが持てないのです。

 
【図2】文字 ←→ 言葉 ←→ イメージ(映像)

この改善には、図1の作業(音読)で気にならないほどに慣れる必要があります。
それには、前に記した基礎トレーニングを徹底する必要があります。

つまり、図3のようになることが必要です。

 
【図3】読む → 映像

ここまで、できるようになると、本は読めるようになっています。
 


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